

ダイソーのブックエンド
21日、本の楽市初日。午前中、楽市の補充用の本に値札を付ける。森山大道など中央線ウケしそうなところ。それらを抱えてまずは神田へ。資料会。欲しいと思う出品にあまり札が入っていない。中央市に出たら高くて買えそうにない口だが、たしかに資料会に来る業者向きではないかもしれない。市会ごとに出品物と来会する入札者の傾向が違うため、同じ本でも他の市会と落札額が異なる(こともある)のだ。これはチャンス、よもや買えてしまうのではないか、いや買えたにちがいない、これは買った! と胸高鳴らせながら入札。買えない。わずかに及ばず。自分の入札額が落札額に近ければ近いほど、比例して悔しさも増す。なぜあと数百円をケチったのか。あーあ。 座・高円寺へ移動。夕方から本の楽市のレジ当番。開幕直後からお客様がいらっしゃったようで、平日のわりに売上は上々。補充もする。クローズ後すべて手作業の売上計算。売上札の合計と現金の合計が一発で合い、同じくレジ当番のポポタムさんと喜びを分かち合う。クローズ作業中に点けておくべき照明を消し、劇場の方にたしなめられるなど。 22日、25日(楽市の搬出日


本の楽市
19日、木箱が壊れる夢を見る。ひとつの木箱の全接合箇所が前触れなくはずれ、5枚の板に空中分解。ひとつ壊れたということは残る49箱も遅かれ早かれ分解する宿命を背負っていると直感し、世の無常におののく。冷たい汗をかく。2016年ラジー賞最有力夢。 20日、午前中公私の発注品が届く。佐川→郵便局→ヤマト。それぞれの受け取りと井草ワニ園用補充分づくり。出宅し井草ワニ園さんとSLOPEさんでそれぞれの補充、からの本の楽市の搬入と設営。本の楽市の棚もなんとかかたちになったと思う。市場でこつこつ買い集めた演劇関連本を放出。お客様の反応があるといいのだけど。 いよいよ明日から本の楽市です。ポラン書房勤務時代から年2回の開催を毎回楽しみにしていた催事。たくさんの熱心なお客様にご来場いただけることももちろんですが、客となってほかのお店の個性あふれる棚を見て回るのも楽しみにしていました。今回一角文庫として呼んでいただけたことは無上の幸せです。会期が短めですが、それぞれのお店が頻繁に補充をするのでいつご来場いただいてもよい本と雑貨に巡り合えること請け合いです。お時間があ


熱戦
昨日から引き続き本の楽市用の荷づくり。絵本などの仕分け→値札貼付→搬入用パッキング(木箱詰め、しばり)。のち、在庫から井草ワニ園用の追加分をピックアップして整理する。それから南部支部フリ市の出品荷造り。もろもろで玄関付近が俺史上最高に混み合う。[参考画像:トイレット付近ヨリ眺望シタル我家ノ真景] クラブワールドカップ決勝見る。おもしろかった。鹿島が勝つかもしれないという期待に目がくらみそうだった。0-0ではなく点を取り合って(柴崎、キミはすばらしい)延長戦に入って、流れの中からのロナウドのゴールを見る(2回も)なんて出来過ぎたシナリオだった。


楽市にむけてじゃがいもをむく
本の楽市用の荷造りを本格的に始める。在庫棚のうちの数本を楽市向きと思う商品が入荷したときに確保しておく専用棚にしてあって、そこに貯めてきた本が今回の品揃えの核になる。値札を付けて木箱に仮詰めしてみると売場がほぼ埋まる分量があるようなので、ほかの在庫からの流用はなくて済みそう。今週の市場で仕入れた本が月曜日のルート便で届いたらそこから追加分をピックアップする予定あり、不足分はそれで十分まかなえる。ひと安心。 カレー作る。今日から月曜日まで楽市の準備にかかりきりになれるよう。これで献立づくり、買い物、料理、または外食の時間を省ける。ひとり合宿。小さいじゃがいもの皮を何個も剥くのは面倒くさい。土井善晴先生の金言に励まされながら剥く。「料理を作るということは、その人に愛情をあげることだと思います。一人暮らしであっても、食べることを大切にすることが、自分を大切にすることになるのだと思います。」


因縁の対決
一部の市会では落札者が決まると品物の名前と落札者の屋号が読み上げられる。これを「発声」と言って、開札作業が始まると「○○(品名)、××(落札額)円では、△△(落札者)さん」というアナウンスが品物の数だけ場内に流れ、業者はそれをBGMにまだ入札できる品物に入札していく。 さて、明治古典会である。なかなか買えない因縁の明古(メイコ/明治古典会の略称)。 2016年12月16日14時過ぎ、必死の入札中に「一角文庫さん」読み上げられる。みなさんに「呼ばれてたね」「買ってたね」と声をかけていただく。石神井書林さんに「はじめて買った本は忘れないもんですよ」と言われる。ポラン書房時代から入札をしていたこともあって、市場での自身初落札の記憶はすでにあいまい。それでも今日、明古で自分の屋号を読み上げられた瞬間はずっと覚えていると思う。もっと高いものを買っていればもっと鮮烈だったが、それはまあ高望みである。 事情あって先日フェイスブックを始めた。が、とても手がまわらない。使い方のわからないものに0から取り掛かる時間と気力がなく、ほとんど放置状態。申請? 連絡? など