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ダイソーのブックエンド

21日、本の楽市初日。午前中、楽市の補充用の本に値札を付ける。森山大道など中央線ウケしそうなところ。それらを抱えてまずは神田へ。資料会。欲しいと思う出品にあまり札が入っていない。中央市に出たら高くて買えそうにない口だが、たしかに資料会に来る業者向きではないかもしれない。市会ごとに出品物と来会する入札者の傾向が違うため、同じ本でも他の市会と落札額が異なる(こともある)のだ。これはチャンス、よもや買えてしまうのではないか、いや買えたにちがいない、これは買った! と胸高鳴らせながら入札。買えない。わずかに及ばず。自分の入札額が落札額に近ければ近いほど、比例して悔しさも増す。なぜあと数百円をケチったのか。あーあ。

座・高円寺へ移動。夕方から本の楽市のレジ当番。開幕直後からお客様がいらっしゃったようで、平日のわりに売上は上々。補充もする。クローズ後すべて手作業の売上計算。売上札の合計と現金の合計が一発で合い、同じくレジ当番のポポタムさんと喜びを分かち合う。クローズ作業中に点けておくべき照明を消し、劇場の方にたしなめられるなど。

22日、25日(楽市の搬出日)と26日(Titleの搬入日)のスケジュールを立てている最中にアハ!体験。「二日連続で車借りるのか、金かかるな…」→「アハ! レンタカー24時間借りればいいじゃん! そしたらあれとこれを一緒に運んで、あれをこうしてその前にこれをああしたら…一石二鳥! …いや三鳥! アハ! しかもその後にこれもやってしまえるじゃん!」など。レンタカー24時間借りとワンウェイレンタルを最大限活かすスケジュールを組み上げる。寝る時間まで分刻みで決まっている。定められた条件の下で最大の利益を生む計画を立てるのはすこぶる楽しく、数日後実行する自分に恨まれることなど考える由もない。

ダイソーでブックエンドを買う。すでに持っていて追加分を探していたお気に入りのブックエンドを見つけたので。百均で買ったのは覚えていたもののどこの店だったか思い出せないでいて、ずっとなんとなく探していた。百均のブックエンドのほとんどは笑えないほど曲がりやすく、プロが使うにはヤワすぎる。だけどこいつはタフだ、一味違う。全然曲がらないし、それにシンプルで武骨な佇まいもいい。まさに質実剛健といったところ。強度、見た目、価格、すべて満点で他のブックエンドの追随を許さない。

いつ廃番になるかわかりません、見かけたら即時購入をおすすめします。安心の日本製。


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