

こころゆれる
29日、午前中下北沢へ行く。来週『TOKYO BOOK PARK』を開催する「下北沢ケージ」で借りることになるかもしれない備品の下見をリズムアンドブックスさんと。予算面で苦しいところがあったのが、ケージさんの備品を利用することで目処がついた。そのまま下北沢の有名中華屋「珉亭」でリズムさんとランチ。初めての来訪。名物「ラーチャン」を頼むべきところ、注文直前で「肉うま煮定食」にしてしまう失態。来週絶対「ラーチャン」を食う。ズラリと並んだ芸能人のサインのなか、「ヒロトはあのへんにある」とリズムさんに教えてもらう。「ここで働いてたから」との新情報を得、サブカル方面の無知を痛感する。ホント、そういうの知らないなあ。「サブカル」とか軽々しく書くと怒る人には怒られそうである。 リズムさんに誘われ先日下北に新開店した「古書明日」さん実店舗へ。飲み友達でもある店員Tさんに会計をしていただく。出ていく間際に欲しい本を見つけ追加で買うという古本屋あるあるをリズムさんと二人して演じる。 のち、上井草へ行き、ワニ園さんで棚整理と談合。家に帰ったらくたくたである。一人発泡酒


萌芽
桜台のハワイアン雑貨店ハウオリ・ポルーさんにて設置以来初めての補充と清算。雑貨に加えライオンコーヒーなどの食品も続々増え、どんどんお店らしさを増していく店内。絵本の認知度はまだまだかもしれない。『スイミー』や『ぐりとぐら』シリーズなど定番良書絵本を追加して入魂の納品。これまでさまざまな業態のお店で出張販売をさせていただいて、お客様の認知にかかる時間など把握できている。いまはまだ種をまく時期(であってほしい)。品揃えを売上に応じさせてはいけない。期待以上の商品の水準を保つことがお客様の信頼を得る唯一の道だと思う。 神田へ。明治古典会。ミロスラフ・サセックの『This is』シリーズ、1960年代に出た元版10冊の口を落札できた。すばらしいよろこび! イベント続きの5月、目玉となってくれることだろう。 梅ヶ丘へ移動し、時々カフェさんで補充と清算。暮らしの本や絵本など追加する。 資金もなく開業したら種まきの時期などと言っておられず、種をまきながら収穫をしなければ食っていけない。それで育てればいずれ実を結び、今日の食いぶちとともに次の種も落してくれるかも


とうとう
25日、何をしたか覚えていない。とうとう、これを書いてしまった。ブログを滞らせてよくない。しかし、仕事をした。 26日、資料会。カメラ、写真関係の良いところを二点、妥当な値段で買えた。以前なら高いなあ、と思いながら手が出なかったような口。市場は総じて良書が高いが、商売にならないほど高いのではなく、きちんと買ってきちんと売っている人には買える値段なのだ。すこしずつきちんと商品を売買できる古本屋に近付いたということ。まだまだこれから。 資料会のあと、リズムアンドブックスさんへ行き、リズムさんくりからさんと3人で来週末に迫った『TOKYO BOOK PARK』の打ち合わせ。本当はこうしたいとか、こうであったらいいとか、理想はあるけれど会計担当として金銭面に責任をもってできることとできないことを打ち出していきたい。数ある理想のなかから実現可能なことを可能な限り実現したい。 27日、ネット販売関連の諸事を済ませ、上井草へ。SLOPEさんとワニ園さんで補充と清算。SLOPEさんにはパフィンブックスのロアルド・ダール『ファンタスティック・ミスター・フォックス(


日本橋撤収
午前中ルート便を受取る。のち、車を借りて南部フリ市出品物を積み込んで神田へ。中央市で慌ただしく入札を済ませ、日本橋へ向かう。 4月頭から参加していたコレド室町3内「COMFO」さんポップアップストアへの出展が昨日で終わった、その撤収をする。まるで売れないかもしれないという不安をよそにお客様の反応は上々だった模様。高いものより手に取りやすいものをと考えて選んだ品揃えもあり、売上はまずまずといったところ。でも手に取っていただいたり眺めていただいたり、本棚の前にお客様がいる時間が長かったとのことを現場の方よりうかがい、うれしく思う。以前から方々で一角文庫の出展があるたび足を運んでくださる常連のお客様のなかには日本橋近辺で働いておられる方もあり、仕事帰りにご来店いただいた由、連絡をいただいた。これまで縁のない場所に棚を構えることで、新しいお客様にもアプローチできたと思うし、これまでのお客様にも新しい方法で利用していただくことができたと思う。貴重な機会だった。(誘ってくださった「COMFO」の皆さま、ありがとうございました。特定のコンセプトに沿って本を並べ


無上の夕方
22日、東京おかっぱちゃんハウスの古本棚、設置以来初の補充入替作業。山之口貘の詩集やドクタースランプの全巻セットなどが売れていてうれしい。カフェの不定期営業とこれまた不定期開催のイベントだけで期待を越える売上があるのは、やはりお客様が古本との親和性の高い層なのだろうと思う。『深沢七郎ライブ』、篠原有司男『前衛の道』、本橋成一『うちは精肉店』など追加する。下北のイベント『TOKYO BOOK PARK』のチラシを置いていただけないかとお願いすると、企画運営担当の旦那様、前回開催の時も行きたかったし今回も行くつもりだった、とのことで快諾してくださった。 バー営業の準備時間中におじゃまして作業させていただく。外は薄暗くしとしとと降る雨。広く明るく清潔な日本家屋のなか、音楽を流しながら料理をなさっている台所とひとつながりになった居間で黙々と本を触った夕方。 23日、家にこもってヤフオク関連作業、各種連絡、ホームページの更新作業、溜めていたブログをまとめ書き、今後のスケジュール整理、それから注文品の出荷などする。 おしらせページに来月の参加催事をUPしまし