
いつも心配ばかりしている
12日、午前中神田へ。先週仕入れたものの一部を中央市に出品する。自分で商品化して店頭にさらした売れ残りではなく買取宅から産地直送のウブ荷なので、内心売上を期待しながら。でも、ひょっとしたら全然ダメで、安く買いたたかれてしまうかもしれないと心配しながら。 それから上井草へ行き、SLOPEさんと井草ワニ園さんの補充。SLOPEさんにはクウネルのバックナンバーを大量に。ほか、江戸から現代までの女性の髪型の変遷を当時の絵画やスナップで追った『ヘアーデザイン展』図録や『藤田嗣治画文集 猫の本』『河野鷹思のグラフィックデザイン』など。良書の多かった先週の買取からSLOPEさん向きなものを厳選して並べた。大量の仕入れ品から高い基準に則ってセレクトしたつもりだが、それでも十分な冊数を抜きだすことができて少なくとも二週間(二回分)の補充は安泰、その一回目。毎週、補充日までに補充商品を用意できるのかという心配に追われ、なんとか用意しても、ともすると質を下げて量を稼いだのではないかと自問する週などもあり、翌週分まで質の高い在庫を確保しているのはとても安心である。一方で

10日ぶり3度目
10日、午前中ネット関連作業をし、午後は野球観戦。実に10日ぶりのメットライフドームである。西武×DeNA。大学時代の友人と。試合開始前に栗山のTシャツを買う。ユニフォームが欲しいが、高価で踏ん切りがつかない。いまのライオンズに、9,000円を払ってもユニフォームを手に入れたいほど思い入れのある選手がいない。栗山に3,000円のTシャツでやっとである。おかわりくんも雄星もメヒアも森くんもコウナも好きだけどどうしてももうひとつ手が伸びないのは、ここ数年のめりこんで野球を観ていない自分の態度に問題があるような気がする。やはり西口が引退する前にユニフォームを買っておくべきだった。などと思っていたら今日はライオンズが勝った。そうしてお立ち台に上がった秋山のインタビューを聞いているうちに、秋山のユニフォームを買うことを決めているのだった。 11日、前日野球のあと所沢で深酒したのでもちろん使い物にならない。発送作業など最低限のことだけしてあとは横になっていたのではないか(と思うが記憶はうつろ)。 今シーズン3度目の生観戦。金子侑司がフライを追う度に帽子を飛ば

経営員初日とおかっぱ絵本棚
7日、資料会の経営員(スタッフ)初日。緊張。夜、経営員の先輩方と飲む。 8日、火曜日に買い取った本の仕分け作業に没頭する。良書多く楽しい作業。その分買取額は高く、支払いはかさむ。きちんと売ってよい商売にしたいと思えば、仕分け作業はよりいっそう丁寧にしなければならない。 9日、東京おかっぱちゃんハウスさんで週末に開催される『断捨離ウィークエンドマーケット』に合わせて絵本の販売をする。その設営。イベント自体は土日の2日間だが、絵本はそのまま継続販売してくださるとのありがたいお話で、俄然やる気を出して先の中央市では状態の良い良書絵本を相当の高値で仕入れたのだ。 東京おかっぱちゃんハウスさんのために用意した絵本は300冊超。とはいえ一冊一冊は薄い絵本のこと、陳列すると小さなスペースに収まってしまって見栄えがしないかもしれないとの不安を抱えながら並べた。

東京あちらこちら
4日、桜台のハウオリ・ポルーさんへ。絵本棚の入替作業と5月売上分の清算。地元の方々に絵本の存在を認知されるまで、いまはまだ辛抱の時期。 5日、中央市へ行き、のち、梅ヶ丘の時々カフェさんの補充。機会を逃し続けて一ヶ月ぶりの補充になってしまった。出張販売先で一件だけ遠方にあるので補充が難しい。今回、絵本を除く単行本・文庫類の大部分を入れ替えた。作業中、時々カフェさんに限っては思いきって一ヶ月に一回、ほとんどすべてを入れ替えるような補充が適当なのかもしれないと思う。オーナーさんも補充頻度にこだわらないとおっしゃってくださる。次回からはそのようにしよう。これからは前回の補充から2週間、3週間と間が開くと聞こえる心の声「補充、行ってないですよ」を聞かずに済む。 6日、買取2件と市場。午前中、田端で買取。先月井のいちの前日に良書を譲ってくださったお客様のご紹介。画集はじめアート系の文庫、単行本の良書、しかもたいへんにきれいな状態のものをお譲りいただく。査定作業中、ご依頼主の飼い猫がまとわりついてくる。ことあるごと足や腕の隙間に頭を押しこんできたり体を押しつけ

なんでも買います
1日、昨晩野球観戦のあと、池袋へ帰ろうとするTさんをひばりが丘で引きとめて遅くまで飲んだ。結果、使いものにならない一日を過ごす。映画の日。河瀬直美の『光』を観たかったが無理だった。 2日、上井草へ。SLOPEさん、井草ワニ園さん、それぞれ補充。SLOPEさんにはみすず書房・大人の本棚シリーズ『青柳瑞穂 骨董のある風景』、『ぼくの伯父さんの休暇』、『コーヒーの鬼がゆく 吉祥寺「もか」遺聞』など。ワニ園さんには志村ふくみ、庄野潤三、小川洋子、スーザン・ソンタグ、藤原新也など各ジャンルを追加。ワニ園さん店外の均一ワゴンは8割方入替。均一本の入替ペースをもっとあげ、補充の際には店外の均一本がすべて入れ替わるくらいにした方がいいのではないかと思う。ワニ園さんにおける売れ行きの一定部分を均一本が担っている。店外:店内の売上のバランスは街の古本屋の売れ方に似ているのではないかと思う。ならば日常使いできる古本屋として、お客様の目に触れる機会の多い均一本のワゴンの品揃えの変動が止まってはいけない。第一印象で「品物が動いている本屋」だと感じてもらうことは肝要。 夜、