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いつも心配ばかりしている

12日、午前中神田へ。先週仕入れたものの一部を中央市に出品する。自分で商品化して店頭にさらした売れ残りではなく買取宅から産地直送のウブ荷なので、内心売上を期待しながら。でも、ひょっとしたら全然ダメで、安く買いたたかれてしまうかもしれないと心配しながら。

それから上井草へ行き、SLOPEさんと井草ワニ園さんの補充。SLOPEさんにはクウネルのバックナンバーを大量に。ほか、江戸から現代までの女性の髪型の変遷を当時の絵画やスナップで追った『ヘアーデザイン展』図録や『藤田嗣治画文集 猫の本』『河野鷹思のグラフィックデザイン』など。良書の多かった先週の買取からSLOPEさん向きなものを厳選して並べた。大量の仕入れ品から高い基準に則ってセレクトしたつもりだが、それでも十分な冊数を抜きだすことができて少なくとも二週間(二回分)の補充は安泰、その一回目。毎週、補充日までに補充商品を用意できるのかという心配に追われ、なんとか用意しても、ともすると質を下げて量を稼いだのではないかと自問する週などもあり、翌週分まで質の高い在庫を確保しているのはとても安心である。一方で、再来週以降商品用意のペースを取り戻せるのか、とかいう新しい心配もやってくる。あんまり安泰だとダメになりそうな気もするものでやるせない。井草ワニ園さんには文芸文庫など追加し、外ワゴンの均一本は総入替。

中央市の売上はまあまあよかった。

13日、記録記憶ともになし。洋書会に行ってボウズ(か?)。

14日、資料会経営員二回目。中央市と先週の南部フリ市の売上を受け取り一時的に金満。ただしこれはおこづかいではない。すぐに支払いがやってくるので安心できぬ。夜、経営員の先輩方と飲む。

SLOPEさん補充を知らせるツイートで「クウネル」を「クーネル」と表記して恥ずかしい。戒めとして該当ツイートは削除しないことにする。ツイッターの反応良く、一週間とかからずに半分は売れたと思う。前週の買取の質の良さによって特にSLOPEさんの棚が充実した。6月の売上がぐんぐん伸びたのは、ほかでもないこの買取のおかげだ。ありがたい。


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