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目録入稿

徹夜明け。遅く起きて散歩展目録の写真版データ作り。古書の目録は通常「タイトル/著者/出版社/出版年/価格」に状態解説を加え、一行につき一点の商品紹介で構成される。ほとんど文字のカタログだが、希望すれば画像を並べて掲載することもできる。画像を使おうと使うまいと掲載費用は1ページ当たりの固定額で請求されるので、画像のために数行を費やすことになる「写真版」ページをつくると同じ経費で掲載点数が減ってしまう。だから写真版が使われるのは、稀覯本など一点でも高い売上が見込める商品、または一点物や珍品など文字だけではそれがどういうものか想像しにくい商品を掲載する場合であることが多い(それぞれの書店に戦略や事情があり、これらだけとは限らない)。今回はインターネット上に国内他店の在庫が見つからない洋書のイラスト集と写真集があったため写真版を使った。昨年開業後すぐに買ったA3スキャン対応複合機がついに活躍の時を迎えてなにより。これで「特に必要がないのに見栄を張ってハイスペックなものを買ったのではないか」という自分に対する疑心を払拭することができた。

夕方、目録原稿に最終チェックと修正を加え入稿する。こうして一角文庫初の目録原稿作成作業は完遂されたのであった。

のち、明日明後日のスケジュール立て。またパズル。夕方有楽町で車を借りて翌日有楽町に車を返す新パターン。そうして今日中におかっぱちゃんハウスさん(明後日搬入と設営)、井草ワニ園さん、調布パルコ(リブロさん)、それぞれの納入商品に値札を付けねばならないことになっている現実があぶり出されるのであった。

WBC観たい(テレビない)。


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