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洋書の仕分け方

中央市で洋書の山を2点落札。先月大量受注のあったディスプレイ用洋書、なかなか揃えられないでいたがこれでようやく第一回納入分に達した(本棚に入った状態で合計20メートルの受注だったが、保管スペースの都合で分納にさせていただいた)。洋書の山を落札した場合、まずは一冊ずつ調べながら仕分け、内容からある程度の需要が期待できるものはインターネットオークション用や店頭販売用に取っておいて残りのうちから見栄えのよいものをディスプレイ用にまわす。ここのところ「内容で売る」候補に入るものが多くディスプレイ用にまわるものの少ない入荷が続いていたのだ。今回は入札する時点で内容では売りにくいものが多いことがわかっていたので、入荷分ほとんどすべてをディスプレイ用にまわすつもり。助かった。

余談だが、実はディスプレイ用洋書が貯まりにくくなってきたのには近頃の入荷品の傾向が偶然「内容で売る」向きだったこと以外に別の要因もあるように感じている。なにかというと僕の仕分けの仕方の変化である。洋書を扱い始めた頃はろくに調べもしないで右から左でディスプレイ用として売っていたのが、だんだんと一冊一冊をじっくり調べるようになってきたのだ。結果、「これは中身(に需要)がある」という判断に到達するケースが増え、自然一度の仕分けでディスプレイ用にまわる量が目減りしてきた。外見ばかりでない洋書の魅力、内容を含む(つまり日本語の本と変わらない)書物本来の魅力に気付きつつあり、また、ディスプレイ用でまとめて売るよりも一冊ずつ内容の解説を添えて売る方が出来高が高い(段違いに)ことを知って商品としての洋書の魅力にも気付きつつある、という段階。

中央市のあと、梅ヶ丘「時々カフェ」さん補充→「吉祥寺パルコの古本市」補充→帰宅して午前中届いたルート便の仕分け作業を夜更けまで。

時々カフェさんの古本棚、まだスタートから1週間しか経っていませんがお客様にはご好評いただいているようでした。ありがとうございます。これからよろしくお願いいたします。

今回は状態の良い翻訳絵本などを追加しました。


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