ユーモア欠乏症
おととい届いた古書月報(古書組合の機関誌)をぱらぱら読む。揚羽堂さんの寄稿がめっぽう面白い。題して『二階のバングラデシュ人』。そそるタイトル。人生真面目一徹かちこちに生きるよりも揚羽さんのようにユーモアを携えておおらかに歩むべきであるな、歩もう、などと心に誓って(「心に誓う」などと言ってこれではすっかりマジメで、だからそれがいけない)、このところユーモア欠乏症的だから、今日はユーモラスに過ごそうと決意する。
午前中、先日発注した事務所の什器類受け取り、ロスパペロテスさんに教えていただいた面陳用イーゼルの発注など。その後、日々の業務に押されて後回し先延ばしになっていた案件に手をつける。まず、仕事用のメールアドレス取得。フリーメールでごまかしてきたが、とうとう「info@ikkakubunko.com」を取得する。メールください。で、記載するメアドが決まらないからとぐずぐずしていたショップカードと名刺のデザイン→入稿。ここまで終えたらすでに夕刻。時間がかかる仕事だとわかっていたからやらなかったのである。それから、見ないようにしてやり過ごしてきたホームページトップページとおしらせページの修正。あまり変わっていませんが、自分としては以前のお粗末なレイアウトよりはずいぶんマシかと思います。そしていま。もう日は暮れた。
ほとんど誰とも話さない一日だったのでユーモアを発揮することができず残念。ヤマト運輸の配達員とヤオコーのレジ係に漫談を語る、イーゼルの発注をふざける、変なメアドを取得する、白紙のショップカードと真っ黒の名刺を同時に入稿する、などのチャンスを逃してしまった。痛恨。