うじうじする1日、どうしてもあきらめきれない。昨日から何度も、あの日心臓が止まりかけたその瞬間から会計するまでの行動を思い返している。補充用の在庫を積んだ赤いブックトラック。その中にバラバラになって混じっているのを見つけ、はやる気持ちを抑えながら巻数順に整列させたのだ。その光景を思い返...