3日、先輩古本屋の買取を手伝う。早朝、集合して一路北へ。道が混むこともなく早々に買取先に到着し、さっそく作業に取りかかる。午前中に終える予定が全然終わらず昼食へ。午後に入っても全然終わりが見えずようやく積み込みを終えた頃にはすっかり夕方だった。それから神田へ向かう。ハイエース一台分の本を市場に下ろし、明日の資料会に出品するため閉館時間まで出品手続き。大量の本、ひとつひとつが重い大判もあり、そのうえ買取先のお宅があまりにも広く書庫から家の外に出すまでの動線が長過ぎて普通の二倍以上の労働量だった。汗は止まらず体はこわばる。

4日、資料会。いい漫画の口が数点出てじっくり吟味していたら経営員の先輩に「どれがいいの?」と訊ねられてこれとこれとこれとこれもいい、この本はなんたらかんたら、あっちの本はどうたらと興奮して解説し、のきなみ入札する。一点も買えない。恥ずかしいことであった。上田トシコの『フイチンさん』が入っている山があって、これが最も欲しかったが100円差で競り負ける。悔しいことであった。漫画以外にも今回は良書が多かった。入札が多く入札用封筒がパンパンに膨れ上がった口に果敢にも挑戦、(ほとんどヤケクソのような)高額を入札して惜敗する。重ね重ね悔しいことである。釣果は舞踏・演劇の口など3点。ちょうどいい値段で買い、全体としては悪くない買上だった。昨日手伝った先輩の口は順当に入札され、良好な売上になった。

先輩にSNS映えする昼食をごちそうしていただく。


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