そうかもしれないのではないか
29日、明治古典会休会。「本の散歩展」目録原稿の校正作業や月末恒例の各種支払いなど。
30日、桜台へ。ハウオリ・ポルーさん絵本棚の補充と清算。店長さんとオーナーさんは先週までハワイに買い付けに行かれており、営業再開した店内は品揃えがグレードアップ。桜台ではフードイベントを開催中で、商店街の飲食店がそれぞれのお店の看板商品を上限300円で競い合うように売っていた。ビールも海鮮丼も300円である。にぎわっていた。帰り、練馬のブックオフに寄る。以前から400円くらいまでの本に掘り出し物が多い印象。今年に入って練馬駅周辺には古本屋がここだけになった。そのために買取がいいのかもしれないしそういうことではないかもしれない。物色している途中、親しくしている古本屋の値札が貼りついた本を見つけた。渋谷の本屋である。値札に見慣れたクセ字が書いてあり、家の近所で偶然仕事先の同僚に会ったような気分。
市場が一週間休みになると仕事も止まってしまう。いつも仕事がその日の分しか用意できていないのは、仕事のペースがつかめていなかったこれまではそれでも仕方がないと思っていたが、これからは変えたい。お金の動きも品物の動きも、スケールを大きくしていきたい。仕事は余っていなければ健全でない。のではないか。
家にいる時間が長かったので暇なとき家事をしているときなど、huluで漁ったサスペンスドラマを流していたら「レディ・ジョーカー」にハマって、すぐに「マークスの山」も観た。上川隆也演じる合田刑事シリーズの続編を期待する。何年も前、古本屋の雑談のなかで「高村薫がおもしろい」と話題になっていたのを思い出す。
ハウオリ・ポルーさん絵本棚。利用される方が増えている。