これ以上なし

10日、梅ヶ丘へ。時々カフェさんの古本棚補充。その後、南部会館へ行き、水曜日フリ市の出品手続き。出品作業中、時々カフェさんで売れ残った『長谷川町子全集』をしばっていると、先輩古本屋に声をかけられる。「いくらで売ってたの、400円? かー、400円でも売れねえのかよ」と言われ、近くにいた別の古本屋に「一時期ほど売れなくなったよね、サザエさん。あとのらくろ」と言われる。入札市で買った漫画500冊を引き上げる。

11日、洋書会に行かず。一度出荷作業に出た以外は終日家にこもって漫画の仕分け。いい漫画もあるものの、状態の悪いものも多く混ざっていて仕分けに時間がかかる。たびたびくじけそうになりながら夜まで作業。1階の作業スペースに漫画のタワーが何棟も立つ中途半端な状態で終了。疲労困憊。寝る。

12日、資料会。買えず。因果関係があるとは思わないが経営員になってからほとんど買えていない。帰り、神保町三省堂地下の放心亭で飲む。大先輩におごっていただく。

13日、漫画の整理の続き。午前中に始める時点で終わりが見えない。作業スペースがこの状態ではほかの仕事に取りかかれないのだが、明日の夜は「本の楽市」の搬入なのである。これはやばい。夜、整理終わる。楽市の準備に取り掛かれず。疲労困憊。寝る。やばい。

14日、早朝起きてすぐに楽市の準備。明日の今頃には座・高円寺のロビーに、すっかり値札の付いた本が並ぶ一角文庫の棚があるなんてとても信じられない。くらくらしながら値札付け、整列、箱詰め。おかっぱちゃんハウスさんのイベントに使ったものなど、一部の値札付けは終わっていたのでどうにか正午までには見通しが付いた。ようよう間に合って、搬入に出発。会議用テーブル一台分のスペースに幅50cmの木箱約25箱分の本を並べる。品揃えも見せ方(陳列レイアウト)も、いま自分にできる最大限だと思う。これがいまの実力。

「本の楽市では半年間溜め込んだ舞台関連本を一挙放出。会場である座・高円寺の芸術監督佐藤信氏の著作はじめ寺山修司、唐十郎などのアングラ、暗黒舞踏、維新派、ハイナー・ミュラー、ピナ・バウシュ、ヤン・ファーブル、能狂言…。木箱9箱分がまるまる演劇本です。300円までの均一コーナーもあり。」とツイートしたら、リツイート、いいね、の反響多く、うれしい。この時のためにすこしずつ買い集めてきた演劇本。半年かけただけの質はあると思っているのだけれど、売れるかどうか。


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