百鬼園日記帖

午前中、各種連絡とルート便の受取、アマゾンアップ作業。午後中央市。大判を買う。アマゾンの商品点数を増やしたいと思いつづけながらいまの仕入れ方売り方ではアマゾンにまわす本を増やすのが難しかった。市場での落札相場との兼ね合いを考えるとアマゾン用は大判を中心にした方が良いのではないかと考えて試み。

内田百閒『百鬼園日記帖』を読む。百閒29歳~34歳の日記。数年前に読みかけて一度挫折。その続きから読んでいるのでところどころ前後関係が不分明だが、筋があるわけでもなし、数日分を読んでは本を閉じるの繰り返し。日々の付き合いと仕事に追われ、頼まれ仕事はぐずぐずと先延ばしにして借金と返済猶予延長のお願いに奔走、合間合間でお酒を飲む記録。それにひねくれものの恨み言と真心。途中から「円」「貸してもらい」「借りて」などの文言の含まれないページはほとんどないと思われるようになる。百閒自身が「憂悶と焦燥に終始」と顧みる時期。以前よりおもしろく読んでいるのはこれを書いた百閒の年齢がいまの僕に重なるからかもしれない。もたもたと仕事を先延ばしにし、いねむりし、余裕がないのにやたらビールを飲むところなどは自分を見るようである。

それにしても百閒青年、「家になまこがあった」「おもてをなまこ売りが通った」などと言ってはビールを飲むので、なまこでビールを飲んでみたくてしかたがなくなった。こういうのはだいたい実際に食べると期待はずれなのだがどうだろうか。


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