正月休み

30日、やっつけ仕事で大掃除に似たことをすませ、出宅。上井草でさかみち書店の本年最終の補充と整頓。食関連本の小特集コーナーを作るなど。SLOPEさん出てすぐの上井草駅バス停から荻窪駅行きのバスに乗り、Titleさん至近の八丁バス停へ。あっという間に着く。この一年Titleさんの袋を持った方の来店が多いとのSLOPE店長Sさんの証言もさもありなん。Titleさん、SLOPEさん、いずれかのお店にご来訪の際はもう一軒もあわせて、のコースがおススメです。Titleさんで古本市の補充。たくさんのお客様にご来場いただいているようで、補充分はすいすいと棚に吸い込まれる。補充作業後に1階で年末年始読書用の新刊本を物色していると偶然にも水中書店さんがいらっしゃって立ち話。僥倖。志村貴子『こいいじ』最新5巻と平凡社STANDARD BOOKSシリーズ『牧野富太郎 なぜ花は匂うか』を買い、一路故郷へ。

31日~2日、飲むか食うか漫画を読んで過ごす。読もう読もうと思って数年、ついに入手した小学館文庫『カムイ外伝』。5巻まで持っていけば十分、むしろ多すぎるくらいだ、と断じた2016年の私を2017年の私が責める。先が気になるフラストレーション。兄7歳、僕5歳、妹3歳当時の音源テープを聴く。兄の「かさこじぞう」朗読の達者ぶりに驚嘆し、「まえはらこうへいです、ごさいです」と言ったあとに兄に「何歳?」と訊かれて「ごさいっつったじゃん!」と憤る狭量ぶりにこの五歳児の将来を案ずる。三つ子の魂百までという。もはや治るまい。2日、Uターン直前に超大型新古書チェーンの地元店でセール品からセドリ。売場の大半が漫画か電子媒体で占められていて東京からの距離を感ずるなど。東京の家に戻る途中、同チェーン池袋店でセドリ。良質な絵本など多数仕入。群馬からの距離を感ずるなど。

3日、休暇中にたまった注文品の梱包と各種連絡・返信作業。のち新宿へ出て、超大型新古書チェーンをセドリ行脚。移動中の読書用に『カムイ外伝』9巻と10巻を持って出、帰り練馬駅でもう一冊持って出なかった自分を責める。読みの甘さも、もはや治るまい。

一古本屋として初めての正月を迎えた嬉しさは言葉になりません。こんな新年が来ようとは自分でも信じていなかったのだとあらためて気付きました。多くの方々に後押しされてなんとか自立の道を歩んでいますが、もっと自分を信じて鍛え堂々と立ってゆけるよう精進せねばと志を新たにしております。よちよち歩きの古本屋ですが、一歩一歩成長の途を歩んでゆく所存です。2017年もどうぞご愛顧のほどよろしくお願いいたします。


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