新規出張販売

午前中、事務所の備品・什器類を発注。開業一ヶ月で貯まった不満、不足、不便をまとめて改善するつもりで。特に梱包資材の整頓と書類の仕分けが行き届いていない。ルート便で南部入札市の落札品を受け取って中央市へ。今回も出品大量。たくさん入札し、戦果はぼちぼち。特にほしいと思ったものが買えず悔しむ。帰り、新規出張販売のための什器を買いに行く。先日目を付けていたアンティークの机と、別に文机、小型の本棚を買う。お店(古道具屋)の方が「この3つは特別気に入っていたものだから売れてしまって嬉しいような寂しいような」とおっしゃってニコニコしていた。ワタクシ古本屋、その気持ちがよくわかります。お客の立場で聞くと太鼓判を押してもらったようで嬉しい言葉なのだった。

市場への行き帰りの電車でプリーモ・レーヴィ『アウシュヴィッツは終わらない あるイタリア人生存者の考察』を読み始める。アウシュヴィッツ強制収容所からの生還者であるユダヤ系イタリア人作家による収容の回想記。「暖かな家で/何ごともなく生きているきみたちよ」で始まる冒頭の詩から惹きつけられ、読みふける。

その詩中に帯(背部分)の惹句にもなっている痛烈な一文。

「これが人間か、考えてほしい」

予告をまるでせずにきましたが、明日13日から新しい出張販売が始まります。井荻のグラノーラ専門店「home&oats」さんが上井草に引越して屋号も「井草ワニ園」とあらたにする、そのお店の一角で古本を売らせていただきます。広いスペースをいただいていますが、はじめは少ない分量で、徐々に本棚を増やしていきます。コーヒースタンドSLOPEさん店内の「さかみち書店」に続く上井草ふたつ目の拠点です。よろしくお願いいたします。

最近歯を噛みしめるくせが付いたようで奥歯が痛い。


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