ルート便と全国大会とコートとコーヒー
はじめて組合のルート便が来る。落札品の受け取りと南部入札市出品の出荷。事務所前の道路が狭く、建物の入口に階段があり、玄関までの通路が狭く、さらに玄関が狭いのでどうなるかと思ったが、運転手Sさんの協力もありなんとかなる。この調子なら今後も気兼ねなくルート便を頼めそうでひと安心。その後、届いた落札品をさっそく仕分け。できるところまで。
創業セミナーのプランが全国大会に進むことになった。業務の間隙を縫って宿題をこなすことはこれまででもたいへんだったのがさらに過酷になりそうで、業務との兼ね合いのむずかしさを理由に断る選択肢もあったが、突きつけられる課題をこなし続ければ融資の最大の難関である「事業計画」「売上計画」「資金計画」などがおのずとできあがると考えて引き受けた。いずれ取り掛からなければならない書類づくりを、区の機関のバックアップを受けながら進めることができる。その最初の打ち合わせで練馬へ。行くつもりが急行に乗って練馬駅すっとばして池袋に到着。遅刻する。平謝りののち、中小企業診断士の方とプランの練り直し。親身になっていただいて、現実的な指摘をいただいて、最後にはこちらのモチベーションを上げるために持ち上げていただいて、いたれりつくせり。
ひいこらひいこらロングコート貯金が貯まったので、下見に出る。池袋パルコを物色。チェスターコートに黒タイツの組み合わせがとてもいいと思う。このあいだ『ユー・ガット・メール』のメグ・ライアンを見て思った(本屋だし)。性別関係なくファッションとしていいと思う。僕は社会的に男性なので黒タイツを履くハードルが高くて断念。「ファッションとしていい」が異性装の理由として不十分なのか考えふける。志村貴子『放浪息子』を思い出す。
打ち合わせの帰り、カフェカルディーノに寄ってカルディミルク珈琲を飲んだ。やはり甘い。危険を感じるほどだ。また飲もう。